たまに見かけるあんな車両、こんな車両

ここんとこメディアでもどんどんとエコロジーという言葉(エコ)が使われている。

変な使われ方したりもしていますが、地球が最悪な状態へ向かっている軌道が少しでも良い方に動いて欲しいですね。
とホントに良く思います。かといって、お金があればエコカーだ!とかいっていきなりハイブリッドカーに乗る!という事はやっぱりエコではないかなと。
今使っているものを出来るだけ大事に上手に長く使う事も相当なエコ。

僕の移動は車が一番多い。
走行距離は10万キロは超えてはいるが、友人から譲り受けたときと変わらず良く走ってくれる。
エンジンオイルや、タイアなどの交換もちゃんとしているので、僕が乗り出してからの方が調子はいいくらいである。燃費もアップした。だからといってその分余分に乗ったら何の意味も無いので、なんやかんやでお得な公共交通機関の利用も増えてきている。

まあ人それぞれなのでどーだと自慢するわけでもなく、こういったことが常識になってゆけばなあとつくづく思う。

で、本題はここから。
予約が殺到し、納車が間に合わないハイブリッドカー。
こいつを乗ってるからガソリン節約=ガンガン走れる!と勘違いしてるドライバーをちょくちょく見る。
そこにはテレビコマーシャルとはかけ離れた、全開にアクセルを踏み込み、音もそれなりに立てて、僕を追い抜いていく車の姿がありました。オイオイ。
それならふつうのガソリン車を丁寧にゆっくり運転してくれた方がまだ見てて気分がいい。

そして今日は空ぶかしでブンブン言わせながら悠々と車列の先頭に出て来たバイクがありました。僕の住んでる場所はやや郊外なのでまだまだおります。こういう少年。

しかし、ところが信号が赤だったことで、先頭でストップするやいなやエンジンを切ったのです!アイドリングをストップしたのです!ビックリしました。
なんか変な気持ちになりました。

エコロジーという言葉ばかりが独り立ちし、その本質をどんどん見失いながら世間へ浸透して行く様。元々日本では物事の流行方が異常であるが…。
もうちょっといろんな事をよく考えて欲しい。その言葉や物が何なのか、そして何をもたらすのか。


ちなみに、世界の二酸化炭素の排出量は、家庭は全体の3分の1程度。実は全体の半分以上は工場等の産業から排出されているそうです。家庭で出来る事をやっても3分の1しか効果ありません。
なんだか虚しいですね。

もちろんハイブリッドカーを作る時に排出される二酸化炭素も工場からです。
なんだか考えだすと色々とガッカリです。




あ、
以前からウチに住み着いている蜂の一家が、寒くなるに連れてどんどん寄り添ってじっとしている様になりました。気温が下がって行くといったい彼らはどうなるのか不安です。生き物の世界には暖房もなんにもないですからね。

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